バナナの栄養と健康効果

バナナの種類

 

 

栽培種の代表は「フィリピンバナナ」です。フィリピンバナナの大半は「ジャイアント・キャベンディッシュ」という品種であり、これは厚いしっかりとした皮で日持ちもよく、中の果肉はさっぱりとした甘さがあり、なめらかです。

 

 

特に高原(標高400~1000m)で栽培された「高原バナナ」も流通しており、メーカー独自のブランドということで、「スウィーティオ」、「プレシャス」、「甘熟王」など名前がつけられていることもあります。高原バナナは普通のバナナよりも甘さと栄養価に優れているとされています。

 

 

「台湾バナナ」も昔から馴染みのある品種です。昭和初期から中期にかけて当初バナナは高級品として重宝されていました。その時のバナナがこの「台湾バナナ」です。最初は「北蕉」という品種が中心でしたが、最近は「仙人蕉」も増えています。

 

 

フィリピンバナナよりも果実が短く太いのが特徴で、果肉はねっとりとした舌触りで緻密です。味わいが甘くて濃厚なので、今でも根強い人気があります。ただし、台湾産となると流通量が少なく、価格が若干高めになっているようです。

 

 

「サニートバナナ」や「エナーノバナナ」というブランド名で人気なのが「エクアドルバナナ」です。見た目はフィリピンバナナに似ているのですが、これ独特の深みのある甘さが特徴です。

 

 

「オリート」は長さが15cmほどで皮が薄く、特に糖度が高いバナナとなっています。

 

 

「モンキーバナナ」もお馴染みのバナナでしょう。これは主にフィリピンから輸入している「セニョリータ」という品種で、長さは7~9cmほどのかわいいバナナです。果肉はやわらかくて濃厚な甘みがあり、小さいので、子供のおやつにも最適です。

 

 

他にも「レッドバナナ」、「島バナナ」、「ピサンマスバナナ」、「バナップル」などがあります。