バナナの栄養と健康効果

バナナによるダイエット効果への期待

 

 

前述の通り、単純に健康食としても優秀な食材であるバナナですが、ダイエットにもよく利用されて注目されています。今までにも、さまざまな食材がダイエットに効果があるして話題になってきました。

 

 

「朝バナナダイエット」というのもそのひとつとして非常に注目されたのです。方法は実にシンプルで、朝にバナナを食べるだけです。簡単な方法なので、ピーク時には店頭からバナナが消えてしまった程です。バナナには高い栄養価がありますが、反面、低カロリーの果物でもあります。また、腹持ちに優れていることが大きな特徴なのです。

 

 

バナナは甘いので、一見高カロリーだと思われがちですが、バナナ1本皮付きで100g: 84kcalしかありません。茶碗1杯の白米150gが252kcalであり、つまりバナナ1本分は約1/3のカロリーしかないのです。ご飯の150gに換算すると126kcalですから、丁度カロリーは50%です。

 

 

しかも、バナナに含まれている酵素もダイエットに有効だとされています。それは脂肪を分解するための酵素だからで、朝という時間帯に食べれば、前日の夕食を消化している時間と重なり、内臓への負担も少なくなります。

 

 

もうお気づきだと思いますが、「夜トマトダイエット」とタイミングが反対だということです。もともと夜トマトダイエットは朝バナナダイエットの姉妹本として登場したものです。これを組み合わせて、一層のダイエット効果を上げようということです。

 

 

「緊急ダイエット」、「プチ断食」などでの復食としてもバナナはお勧めになっています。酵素が豊富で消化を促進し、細胞分解や合成も促してくれ、デトックス効果も期待できます。